小さなお店の小さなこだわり(音響編)
小さな個人店だからこそ、小さな所にこだわる事が価値だと思う。
西葛西美容室ポールの増田です!
僕の自己紹介はこちらから!代表 増田 佳朗
僕の小さなこだわりの一つをブログに書こうと思います^ ^
それは音響です。
美容室で流れる音楽って気にした事ない方が多いかなーと思います。
なんか居心地が良いなぁ
なんか癒されるなぁ
なんか眠くなるなぁ
なんかストレスがなくなったなぁ
の「なんか」です。
そこにこだわりがあるんです。
お店を作った時にデザイナーさんに僕の想いをお伝えしたら音響デザイナーさんを紹介していただきました。
ポールの音楽は音響デザイナーさんがプロデュースしてるんです!
春夏秋冬とクリスマスの5シーズンで季節によって音楽を変えてます。
《すべての空間で癒されてほしい》
場所によって聴こえてくる音が違う事でシーンが変わる。
まるで物語の本のページをめくるように。
《シャンプー台では》
シャンプー台では下から水(小川)の流れる音が聴こえるんです。
なぜ下からか???
(人は水の音で癒される心理効果があるそうでα波的な物が出るそうです。きっとお母さんのお腹の中にいる時、羊水の音と同じだから)
でもね、水の音が上から聴こえるとなぜか落ち着かない。
シャンプー中はフェイスガーゼをして目を閉じてますよね?なので音には敏感。
水の音が上から聴こえるってシーンで言うと雨や滝が想像出来ます。雨にあたったり、滝に打たれる時、人は緊張状態にあります。落ち着かない心理になります。
だから水の音は下からか聞こえるようにスピーカーを下に設置して棚の奥に隠してほんのり聴こえる様にしてます。
その水の音は本当の川のせせらぎをマイクから録音した音源なんです。
他にも鳥のさえずりや虫の音(夏はスズムシのリーンって音など)全てリアルな音源を使ってます。
またに鳥飼ってるんですか?って聞かれたりしますが鳥は飼ってません^ ^笑
フロアの音楽とシャンプー台の音が喧嘩しない様に計算された調和の音で構成されてます。
《フロアの音楽》
フロアのスピーカーの向きにもこだわりがあります。音は直接耳に入ると耳障りになる事もあり、お客様との会話の妨げになる可能性も。
なのでスピーカーを上に向けて天井でバウンスさせてややソフトに耳に入る様にしてます。
そして、フロアのスピーカーは上に二つ、下に二つ計4つのスピーカーで上下から音が立体的に聴こえる様にしてます。
どこにいても、聞こえ方は同じ。ここの席だからうるさい!って事はなく、お店のフロア全体がソフトな音に包まれてる感覚なんです。
《トイレほど落ち着く空間はない》
トイレの個室空間は独り占めですね。
それはそれは癒されるオシャレな音楽をかけてます。
《音響設備の裏側》
本当に美容室の音楽をかける機材なの??
はいっ!小さなお店の小さなこだわり《音響編》でしたー!
髪の毛の話が多いですが、良かったらカラーやパーマの放置タイムに音楽を楽しんでみてください^ ^
たまにお客様から音楽良いですねー!って言われると嬉しいです^ ^
空間デザインって楽しい!
今度は何のこだわりを話そうかなー^ ^
いつもブログをご覧頂きありがとうございます。